年間300件以上の相続税の相談を受ける相続税の虎こと税理士の棚田秀利です。
2020年8月6日、FMちゅーピーで、「お盆に集まる親族に確認しておくといい相続と贈与」について話しました。
30年以上相続に携わっている私としては
1. 四十九日法要は、相続関連業務のスタートになることが多いです。
相続発生してしばらくは葬儀関係のこともあり、精神的負担もあることから、すぐに相続関連業務がスタートすることはあまりないようです。
しかし、四十九日法要がタイミング的に相続関連業務が始まることが多いようです。
2. 初盆は、遺産分割協議のスタートになることが多いです。
ですので、初盆を迎えるにあたり、親族からそういった話があるかもしれないことは意識しておきましょう。
(結論)初盆は、相続にとって重要なイベントです!
しかし、相続が発生していなくても
盆は、贈与にとっても重要なイベントです!
①家族が集まり、生前贈与の話が出て来るケースが多いです。
②盆に顔を見せていないと、それまでの生前贈与計画が止まることもありえます。(理不尽ですが・・・)
③住宅取得資金贈与・教育資金贈与といったまとまった贈与のお願いもしやすいです。
④お墓の移転・納骨堂の手配もしやすいです。
➄仏壇の修理も。
⑥そして、遺言・・・。