相続にはお墓の話はつきものです。
お墓で相続税の節税をしたりとか、相続専門税理士の観点からお墓の話をさせて頂きます!
1.墓地・墓石のことで、どうやって相続税を節税しますか?
墓地・墓石は、仏壇・仏具と同様に祭祀財産とよばれ、相続税は非課税です。
しかし相続税は確かに非課税ですが、墓地・墓石は換金資産ではないので、
生前に購入して相続発生後に売却して換金するような相続税の節税商品として利用できません。
いつか購入しなければいけない墓地・墓石は、生前に購入しておくと課税対象となる現預金が減る結果として、
相続税が節税できます。
よって、生前にお墓をどのように所有・管理していくのかを考えて、必要なときには投資をしていくべきだと思います。
2.お墓の種類にはどのようなものがありますか?
時代とともにお墓の形態も変化しているようです。
私が知っている変化の流れとしては次の①から➄へ順々に流れて行っているように見えます。
①先祖代々の山にある墓地
➁霊園
③納骨堂
④樹木葬
➄海洋散骨
①は元々先祖のものですが、➁から以降は墓に対する投資金額が抑えられていく傾向にも見えますし、
宗教色も段々薄くなっているようにも見えます。
お墓の選択として重要なポイントとして
①おカネをかけて形に残したい。ピラミッドや古墳までとまではいきませんが、死後も何らかの形で残しておきたい気持ちもあるでしょう。
➁子孫にお参りしてほしいのか否か。お参りしてほしいのであれば、現時点でのお墓が子供たちのアクセスがいいのか否かも重要です。そしてアクセスがいいお墓にするのであれば、何らかの投資も必要です。
令和7年1月30日FMちゅーピー出演放送166回目